【ホープフルS】東スポ杯2歳Sなど前走東京組が中心 東大HCの本命はクロワデュノール
2戦2勝の安定感光る
◎クロワデュノール 新馬戦は後半5F全てで11秒台を刻む優秀な時計。0秒4差をつけた2着馬アルレッキーノは次走の未勝利戦を圧勝、サウジアラビアRCでも掲示板を確保した。 2戦目の東スポ杯2歳Sはタイムが新馬戦より遅かったが、メンバーレベルが上がった中でも先行して上がり3F最速を使えた点は評価したい。今回は初の中山となるが、先行して押しきるこの馬のスタイルなら通用する。崩れる姿は想像できない。 ◯マスカレードボール 新潟マイルの新馬戦は4角10番手から豪快に差しきり勝ち。2着馬マイネルチケットはその後サウジアラビアRC3着、京王杯2歳S2着と重賞でも好走した。 前走アイビーSはスタートを上手く決めて勝利。ラスト2F11秒3-11秒2という加速ラップで走破タイム1分45秒8。クロワデュノールの東スポ杯2歳Sとは異なり、レース内容自体も評価できる。 今回は8枠18番と極端な枠になってしまったが、先行と差しきりどちらも経験していることは大きい。スタートが上手くいかなかったとしても、昨年のレガレイラのように差しきる可能性はある。 ▲ジョバンニ 小倉での新馬戦は4角で早め先頭に立つと、横綱相撲の競馬で勝利。最後は流したがラスト2F11秒6-11秒2の加速ラップというおまけつきだった。 その後の2戦はエリキングにしか先着を許していない。京都2歳Sでは出遅れという敗因もあった。1枠1番は残念だが力は一線級だ。 以下クラウディアイ、ジュタまで印を回す。馬券は◎軸の馬連とする。 ▽ホープフルS予想▽ ◎クロワデュノール ◯マスカレードボール ▲ジョバンニ △クラウディアイ ×ジュタ 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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