【MLB】 ドジャースがメッツを退けリーグ優勝 打線&ブルペンが再び活躍 ヤンキースとWSで対戦
リーグ優勝決定シリーズ第6戦【メッツ5-10ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間10月21日、ナ・リーグ優勝決定シリーズの第6戦がドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで行われ、ドジャースが10対5で勝利。好調の打線が2桁得点の猛攻を見せると、今日もブルペンデーがメッツ打線を振り切り、快勝を見せた。地区シリーズでパドレス、リーグ優勝決定シリーズではメッツと勢いある強敵を退け、ドジャースはワールドシリーズでア・リーグ覇者ヤンキースと対戦する。 【動画】 大谷翔平の追加点をもたらすタイムリー!
メッツは初回、ドジャースのブルペンデー1番手マイケル・コペックから二死3塁のチャンスを作り、4番ピート・アロンソが放った当たりを二塁手クリス・テイラーが失策。相手のミスから1点を先制する。しかし、ドジャースは直後の1回裏、1番大谷翔平のセンター前ヒットを足がかりに一死1・3塁のチャンスを演出し、好調の4番トミー・エドマンがレフト線へ二塁打を放って逆転。さらに3回にもエドマンと8番ウィル・スミスがそれぞれ2ラン本塁打を放ち、ドジャースは6対1と大量リードを掴んだ。 勝てばワールドシリーズという大一番をブルペンデーに託したドジャースは、1番手に守護神も務めるコペックを投入。そこからベン・カスパリウス、アンソニー・バンダ、ライアン・ブレイジャー、エバン・フィリップス、ダニエル・ハドソン、ブレイク・トライネンと繋いでメッツ打線を4得点に抑えた。さらにドジャースは6回に大谷がセンター前に落ちるタイムリーで1点、8回にも3点を追加。打線とブルペンで相手を凌ぐ、プレーオフを通じたドジャースの勝ちパターンが発揮された試合だった。 メッツは大量リードを奪われながら、4回にマーク・ビエントスの2ラン本塁打、7回にはフランシスコ・アルバレスの犠牲フライで追い上げた。それ以外にも再三の得点機を演出したが、その度にドジャースのブルペンの前にあと一本が出ず。最終回二死走者なしから得点するなど、今日も粘り強い戦いを見せたが、惜しくも“ミラクル・メッツ”の快進撃はここで潰えることとなった。 「1番・DH」でスタメン出場した大谷翔平は、4打数2安打1得点1打点の活躍。リーグ優勝決定シリーズでは2本塁打、打率.364と復調し、シリーズ突破に貢献した。メッツの6番手として7回から登板した千賀滉大は、7回こそ無失点で凌いだものの、8回に3失点。リーグ優勝決定シリーズでは3回6自責点と苦しんだ。