中畑清氏 北の富士さん追悼「豪快な雰囲気の横綱。凄い生き様が格好いいなという印象」
元DeNA監督で巨人OB会長の中畑清氏(70)が24日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。20日に82歳で死去したことが分かった元横綱で相撲解説者の北の富士勝昭さん(本名・竹沢勝昭=たけざわ・かつあき)を追悼した。 【写真】北の富士さん 気配り上手で記者にも女性にも愛された人情の人 中畑氏は現役時代の印象について「シャープな関取でしたよね。他の面でも角界を変えていった。もっと伸び伸び、メリハリつけた遊ぶときは遊びなさいみたいな豪快な雰囲気を見せてくれた横綱でしたよね。私から見ると凄い生き様が格好いいなという印象がありました」と懐かしんだ。 同じく番組に出演した落合氏は横綱に同時昇進したライバル玉の海との「北玉時代をちょこっとテレビで見ていたんだけど、豪快な相撲を取る力士でしたね。全勝優勝も3回してる。NHKの解説で最近見ないなと思っていた矢先の出来事でしたね」としのんだ。 北の富士さんは、現役時代は10回の優勝を果たし、師匠としては千代の富士、北勝海(現八角理事長)の2横綱らを育てた。解説者では歯に衣(きぬ)着せぬ発言やユーモアを交えた語り口調で人気だった。