【2024米大統領選】「希望の光は輝き続ける」ハリス氏が敗北を宣言、平和的な政権移行を約束(海外)
アメリカの大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が当選を確実にした後、民主党候補のハリス副大統領が初めて演説をした。 ハリス氏はアメリカの理想のためにこれからも戦い続けると誓った。 トランプ氏は複数の激戦州を制し、新たな有権者を取り込み、早々に勝利を確実にした。 アメリカの大統領選を戦った民主党候補のカマラ・ハリス副大統領は6日午後(現地時間)、自身が卒業したハワード大学で演説し、敗北を宣言した。 選挙戦のテーマソングにしてきたビヨンセの『フリーダム』が流れる中、ハリス氏は支援者たちの拍手と「カマラ」と呼ぶ声に迎えられた。 「今日は胸がいっぱい… 」とハリス氏は涙を流す支援者たちに向かって語った。 「わたしを信頼してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。この国への愛、そして決意に満ちている。この選挙の結果は、わたしたちが望んだものでも、目指して戦ったものでも、投票したものでもない」 「でも、聞いてほしい。わたしたちが決してあきらめず、戦い続ける限り、アメリカの希望の光はいつまでも輝き続ける」 ハリス氏はわずか107日間の自身の選挙戦を誇りに思うと語った。その上で、トランプ氏を支援し、平和的な政権移行の実現を約束したと話した。
Erin Snodgrass,Bryan Metzger,Alice Tecotzky