長生中の生徒が職場体験 地元蜂蜜とハーブ専門店で食品加工について学ぶ
長生村立長生中学校(長生村岩村)の生徒が、10月30日、・31日の2日間、職場体験がを行った。(外房経済新聞) 【写真】長生中学校生徒からのお礼状を大事に保管している 今回体験を受け入れたのは、村内にある蜂蜜とハーブ専門店「HANAP(ハナップ)」。移住した夫婦が養蜂をしながら蜂蜜やハーブなどをさまざま活用し、蜂蜜、蜜ろう、蜂蜜酒「ミード」などの商品を販売している。蜂蜜の元になるヒマワリやハーブも育て、ヒマワリ油を販売するほか、ネギ油も販売。 職場体験では、飲食業に必要な食品衛生法など法律の説明、蜜ろう作り作業、ハーブの収穫のほか、ネギ油用のネギを地元農家から譲り受けた。 4人の生徒は説明に耳を傾けながらも、談笑しながら和やかな雰囲気で作業に取り組んだ。生徒の一人は「蜜ろう作りが楽しい。食品も扱う店なので、食品衛生法なども学んでとても参考になった」と話していた。 店主の橋澤義憲さんは「縁あって長生中学校の教諭と知り合い、特別授業を行うなどして交流を深めてきた。長生村という地域を未来の子どものためにも良くしたいという思いもあり、職場体験の依頼も引き受けた。中学生にとっては難しい内容でも、なるべく丁寧に教え、少しでも将来の役に立てるような知識を持ち帰ってもらえれば」と話す。
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