本命ホークスも撤退か…元DeNA・バウアー「死亡事故の受刑者に『おかえり』で大炎上」意外な移籍先
〈Welcome home Ridge!(おかえり、リッジ!)〉 DeNAを自由契約になったトレバー・バウアー(33)の、この投稿が大炎上している。1月12日、日本で死亡事故を起こした米海軍のリッジ・アルコニス受刑者が、ロサンゼルスへ移送され仮釈放されたと現地メディアが報道。バウアーが反応し、SNSに〈おかえり〉とメッセージを送ったのだ。 「そ、そこダメッ!」…バウアー「レッドヘアの筋肉美女と買い物デート」写真 「アルコニス受刑者が事故を起こしたのは’21年5月です。静岡県富士宮市内で居眠り運転をし、駐車場に突っ込み2人が亡くなっています。アルコニス受刑者は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁固3年の判決を受けました。しかし米国の議員の一部が『不当な拘束だ』と主張し、昨年12月にロサンゼルスへ移送され仮釈放となったんです」(全国紙米国駐在記者) 現地メディアによると、アルコニス受刑者は運転中に急性高山病で意識がなくなったと訴えているという。しかし人の命が失われているのだ。バウアーの投稿は〈無神経すぎる〉〈見損なった〉と大炎上。バウアーは自身の動画で次のように弁明、謝罪した。 ◆〈子どもたちの気持ちになったから〉 〈『おかえり』と投稿したのはお父さん(アルコニス受刑者)の子どもたちの気持ちになったからです。日本の皆さんや愛する家族を失った人々をキズつけるつもりはまったくありません。深くお詫びします〉 バウアーの言動は、これまでもたびたび物議をかもしてきた。 ・’21年5月に女性への暴行疑惑が発覚。メジャーで324試合の出場停止処分を受ける(後に194試合に軽減)。昨年10月に女性と和解が成立。 ・今年1月、米国FOXニュースに生出演し「米国で野球がしたい」と発言。日本のファンからは「DeNAはメジャー復帰への腰かけだったのか」と失望の声が。 「メジャーで野球がしたいというのは、バウアーの本音だと思います。しかし米国は女性問題にとても厳しい。和解が成立し不起訴になったとはいえ、暴行騒動を起こしたバウアーが早期にメジャー復帰するのは難しいでしょう。昨年11月にDeNAを自由契約となりましたが、今季も日本球界でプレーするのが現実的でした。 移籍先として本命視されたのがソフトバンクです。ホークスが3年連続で優勝を逃した要因の一つに、絶対的なエースの不在があります。闘志あふれる投球でチームを引っ張るバウアーは適任だと思われました。資金力のあるソフトバンクなら、金銭面でマネーゲームでも優位に立てます」(スポーツ紙担当記者) しかし今回の「炎上投稿」で流れが変わった。 「ソフトバンクは、女性への暴行騒動を起こした山川穂高の人的補償問題でファンから批判を浴びています。トラブルに対しより慎重になっている。そんななか、大炎上したバウアーを獲得するとは思えません。獲得の意思があったとしても、撤退するのではないでしょうか」(同前) コンプライアンスへの意識の高さが求められる今、他のプロ野球球団もトラブル続きのバウアー獲得には二の足を踏むだろう。噂されるのは意外な移籍先だ。 「韓国プロ野球です。韓国では大谷翔平の所属するドジャースが開幕戦をソウルで行うなど、メジャーへの関心が高まっています。’20年にサイ・ヤング賞を獲得したバウアーなら集客力は十分です。日米の球団がダメなら、韓国のチームが獲得に手をあげる可能性はあります」(同前) 今回の炎上騒動で、バウアーの「選択肢」が狭まったのは確かだ。すでに春のキャンプは始まっている。バウアーがどんな決断をするにしても、時間はあまり残されていない。
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