楽天に入団合意のドラフト1位明大・宗山塁、「やるからにはショートで」と決意 将来は『宗山シート』プランも
楽天がドラフト1位指名した明大の宗山塁内野手(21)=175センチ、79キロ、右投げ左打ち=の入団が20日、決まった。東京都内で入団交渉し、契約金1億円、年俸1600万円で合意。背番号が「1」に決まり、来季の開幕戦で遊撃でのスタメン出場を勝ち取ると早くも宣言した。 「スタートラインに立ったなという感じ」。胸には明確な目標もある。遊撃での開幕スタメンと新人王。「やるからには、ショートで出たいという気持ちはあります」と決意を語った。 今季は村林が遊撃の定位置をつかみ、139試合に出場。球際の強さを見せ、野球日本代表「侍ジャパン」にも選ばれた。そのポジションを奪うには競争に勝たなければいけないが、「自分ができるプレー、そのときに必要なことをできれば」と先を見据えた。 将来的には自分の守備をファンにしっかり見てもらうため、「宗山シート」を本拠地の三塁スタンドにつくるプランも明かした。(金額は推定) ▽楽天・沖原佳典スカウト(宗山について)「打撃、守備どっちにおいても現時点での即戦力でいける高い能力はある。どんな場面でも同じようにプレーできるというのが大きな魅力であると思います」
中日スポーツ