宮迫博之 5年ぶり地上波出演消滅を釈明 番組関係者呼び経緯説明 「ちょっと取り扱いがややこしい存在なので」
元雨上がり決死隊でタレント、ユーチューバーの宮迫博之が31日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。約5年ぶりの地上波放送復帰と告知していた番組が放送中止となったことを釈明した。 宮迫はこの日「地上波復帰が白紙になりました」との題で動画を投稿。「今回は緊急で動画を撮らせてもらっております」とした上で「今、SNS等でニュースにもなっているんですが、5年ぶりの地上波復帰というニュースがまず流れて、その後すぐに、そうですね、千葉テレビさんの方で5年ぶりという…」と言いよどみながら「なくなった~!なくなった!びっくり!なくなったよ~!そんなことある?」と、踊るようなおどけた様子で報告した。 宮迫はさらに「収録も完全に終わったよ、打ち合わせもたくさんしました。うーん、なくなった~!こんなことある?三十何年テレビ出てましたけど、初めてのことなので、ちょっとビックリはしてるんですけど」苦笑い。「まあ、ショックはもちろんショックです」としつつ、経緯説明のために訪れた番組プロデューサーを呼び込んだ。 オーバーアクションで嘆く宮迫に、プロデューサーは笑いつつも「宮迫さん、本当に申し訳ございません」と平謝り。「声をかけてくれたことがすごくうれしかったですし一応、仕方のないことだったのかなと思いますので」としつつ「いろいろね、臆測とか、われわれのチームの勇み足みたいなことになってますので」と説明を求めた。 プロデューサーは「とんでもございません」と宮迫側の責任を否定し、オファーを出した理由を「単純に僕が宮迫さん大好きでして」「僕の一私情というか、職権乱用というか、プロデューサーであることを利用して」と説明した。 さらに4月23日に撮影を行い、宮迫のYouTubeチャンネルでの宣伝を依頼したことも報告。その後、番組の編集を行い、今月13日にコンプライアンスチェックの会社に納品。同22日に千葉テレビへの納品を完了し、28日に宮迫のYouTubeで宣伝したところ、29日に千葉テレビ側から否定されたと明かした。 いまだ困惑しているというプロデューサーに、宮迫は「いろいろなぜだという部分もあるんですけど、これは仕方ございません。私、ちょっと取り扱いがややこしい存在なので」とフォロー。「宣伝してしまったもんですから、ファンの方すごく喜んでくれる方たくさんいらっしゃったので、そこは申し訳ないなと。千葉テレビさんもなんかそういう流れで放送できなくなってしまったということで、申し訳ございませんでした」と謝罪した。 宮迫は28日、公式チャンネルの動画で「なんと千葉テレビさんの『匠の教室』という番組から、ゲストのオファーをいただきました!」と発表。だが千葉テレビが30日「ネットニュース等で報道されている宮迫博之氏出演の番組は、通告もなく外部の制作会社によって制作されたもの。よって当番組の放送の予定はない」と全否定していた。