1軍復帰はいつ…?ファーム調整が続く主力野手(6)中日が誇る若きスラッガーも
3月29日に開幕を迎えた2024年のプロ野球。幸先の良いスタートを切った選手がいる一方で、開幕からファームでの調整が続く選手もいる。特に主力野手が出遅れることは、チームの得点力にも大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、早期の復帰が望まれているチームの主力打者を紹介したい。
石川昂弥(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:186cm/100kg ・生年月日:2001年6月22日 ・経歴:東邦高 ・ドラフト:2019年ドラフト1位 大砲候補として期待が寄せられる石川昂弥だが、今季は開幕二軍スタートとなった。 東邦高では投打の中心として注目を集め、3年春の甲子園では優勝投手になった石川。迎えたドラフト会議では3球団競合の末、中日ドラゴンズへの入団が決まった。 ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験するも、翌2021年は左尺骨骨折の影響もあって一軍出場なし。2022年は開幕からスタメン起用されたが、5月に左膝前十字靭帯損傷を起こし、長期離脱を強いられた。 故障に泣かされ続けた中、昨季は121試合に出場し、打率.242、13本塁打、45打点とキャリアハイの成績をマーク。 今季はさらなる活躍が求められたが、オープン戦では打率.175(40打数7安打)、1本塁打、3打点と振るわず。同ポジジョンの高橋周平が好調を維持していたこともあり、開幕直前に二軍降格となった。 悔しいスタートとなった今季だが、まずは二軍で目立つ数字を残し、再び一軍の舞台に戻りたい。
ベースボールチャンネル編集部