ロシア軍、ウクライナ東部でドネツク近郊の集落を制圧 攻勢続く
ロシアによるウクライナ侵略で、露国防省は22日、ウクライナ東部ドネツク州の州都ドネツク近郊の集落ノボミハイロフカを新たに制圧したと発表した。 【写真】ロシア軍の攻勢を受けるなか、M777榴弾砲の準備をするウクライナ軍の兵士 露国防省はこれに先立つ21日にも、ドネツク州の集落ボグダノフカを掌握したと主張しており、東部戦線での攻勢が続いている。ボグダノフカは露軍の次の制圧目標とされる高台の要衝チャソフヤルの近郊にある。 ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、米NBCテレビのインタビューに応じ、ロシアが第二次大戦の対ドイツ戦勝記念日とする5月9日までにチャソフヤルの制圧を狙っていると指摘。米下院で可決されたウクライナ支援予算案が早期に成立し、武器供与が再開されるよう訴えた。