BIPROGYはマレーシアオープン4強の中西貴映（右）／岩永鈴を第1ダブルスに起用し、しっかり白星を獲得した

1月28日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023京都大会（京都・島津アリーナ京都）が行なわれた。男女各ブロックともに終盤戦に入り、トップ4トーナメントに向けた上位争いも激化。また、リーグ生き残りをかけた下位同士の勝負も白熱するなど、どのチームも負けられない戦いに臨んでいる。ここでは、女子のダイジェストをお伝えする。 【女子ダイジェスト】 混戦のSブロックは、1月27日の山口大会で丸杉が勝利を飾り、4勝1敗でブロックリーグが終了。3勝1敗の再春館製薬所、3勝のBIPROGYの結果によって、トップ4トーナメント進出が決まる状況となった。 残り2戦となったBIPROGYは、京都大会でPLENTY GLOBAL LINXとの勝負に挑むと、第1ダブルスは中西貴映／岩永鈴が2-1で勝利。PLENTY GLOBAL LINXの石澤未夢／町田華梨をファイナルゲーム18本で退けた。シングルスは、全日本総合優勝のBIPROGY・杉山薫（上写真）が、2-0のストレートで快勝。第2ダブルスも大竹望月／髙橋美優が、ねばる小野涼奈／日笠美空（内定選手・専修大）を制し、BIPROGYが3-0で勝利。リーグ4勝目を手にした。 Jブロックは、山陰合同銀行と東海興業が激突し、山陰合同銀行が2勝目を獲得。第1ダブルスの髙崎夏実／田部真唯が、東海興業の肥田木あかり／遠藤心夏を相手にファイナルゲーム12本で制すと、シングルスもリーグ戦で好調の三輪音巴が東海興業の海老澤花との接戦を2-1で勝利。単複連勝の山陰合同銀行は、第2ダブルスの佐藤茅穂／小方⾥⽻も勝ち星を挙げて3-0で快勝。ブロック最終戦を白星で飾った。 ▼Sブロック（1月28日） BIPROGY（4勝）3-0　PLENTY GLOBAL LINX（5敗） 中西貴映／岩永鈴②〔21－16、15－21、21－18〕1●石澤未夢／町田華梨 杉山薫②〔21－7、21－8〕0●南部琉叶伽 大竹望月／髙橋美優②〔21－16、22－20〕0●小野涼奈／日笠美空 ▼Jブロック（1月28日） 山陰合同銀行（2勝3敗）3－0　東海興業（4敗） 髙崎夏実／田部真唯②〔21－16、16－21、21－12〕1●肥田木あかり／遠藤心夏 三輪音巴②〔19－21、21－18、21－18〕1●海老澤花 佐藤茅穂／小方⾥⽻②〔21－8、21－11〕0●園田絵里奈／中山うらら