フェースガードを着けてボールを使ったリハビリに取り組む宮本（右）

　アルビレックス新潟のMF宮本英治（25）が18日、聖籠町で行われた練習で、チームとは完全別メニューながら安野努フィジカルコーチ（46）とパス交換で体を動かした。先発出場した5月3日のサンフレッチェ広島戦で相手の足が顔に当たり、離脱。同15日に左眼窩（がんか）底骨折の手術を受けた。全治は術後3カ月が見込まれているが、復帰への第1歩を踏み出した。 　オフ明けのこの日は、16日の鹿島アントラーズ戦でプレー時間が長かった選手は軽めの調整となったが、右ひざの負傷から戻り、後半途中に投入されたMF長谷川元希（25）、右大腿（だいたい）二頭筋損傷からの復帰を目指すMF高木善朗（31）、5月11日の浦和レッズ戦以降ピッチから遠ざかるFW小野裕二（31）がフルメニューを消化。22日の川崎フロンターレ戦に向けてアピールした。 　また、ケガで離脱しているDF長谷川巧（25）、FW太田修介（28）がランニングを再開。左腓骨（ひこつ）骨折のMF星雄次（31）と、12日の天皇杯2回戦で負傷交代したFW長倉幹樹（24）はウオーキングで汗を流した。