“新生”ドイツ代表のメンバーが発表! EURO2024組が中心もシュティーラーが初招集
ドイツサッカー連盟(DFB)は29日、9月のインターナショナルマッチウィークを戦うドイツ代表のメンバー23名を発表した。 【画像】ドイツ代表の23名一覧 今夏に開催されたEURO2024で、ドイツ代表はベスト8で敗退。開催国として優勝を目指しながら、後にトロフィーを掲げることとなるスペイン代表との死闘に1-2で敗れ、準々決勝で姿を消していた。大会終了後には、MFトニ・クロースが現役を引退したほか、GKマヌエル・ノイアー、MFイルカイ・ギュンドアン、FWトーマス・ミュラーら、長年にわたってドイツ代表を支えてきた面々が続々と代表引退を表明。1つの時代に終止符が打たれていた。 このような状況のなか、9月のインターナショナルマッチウィークではUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25が開幕。UEFAランキングに応じて、最高位のAリーグに入ったドイツ代表は、オランダ代表、ハンガリー代表、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と同居するグループA3に組み込まれた。今回、ドイツ代表は9月7日にホームでハンガリー代表と、10日に敵地でオランダ代表と対戦する。 そして、29日には上記の2試合に臨む23名のメンバーが発表。ユリアン・ナーゲルスマン監督はEURO2024を戦った面々を中心にメンバーを組み、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、DFヨナタン・ター、DFジョシュア・キミッヒ、MFジャマル・ムシアラ、MFフロリアン・ヴィルツ、FWカイ・ハヴァーツらが順当に選ばれた。 加えて、EURO2024に臨むメンバーに招集されながらも、直前の負傷により無念の欠場となったMFアレクサンダル・パヴロヴィッチ、暫定メンバーには選ばれたものの、直前でメンバーから落選したGKアレクサンダー・ニューベルの2名も満を持してメンバー入り。初招集となったのは1名のみで、昨季のブンデスリーガを2位で終えるなど躍進を遂げたシュトゥットガルトにおいて、不動の中盤に君臨していたMFアンジェロ・シュティーラーが、遂に代表入りを果たした。 一方、主力として最終ラインを支えてきたDFアントニオ・リュディガーが今回は招集外となった。DFBはリュディガーとナーゲルスマン監督の協議の結果であることを明かしており、31歳という年齢面が考慮され、今回のインターナショナルマッチウィークはレアル・マドリードに残って調整を続けることとなった。 今回発表されたドイツ代表のメンバー23名は下記の通り。