もうちょっと他に叶えたいことあっただろ!当時のドラゴンボールファンが総ツッコミ 神龍にした初の願い事とは
ドラゴンボールを集めて初めて神龍が出てきたシーンは今なお語り草だ。世界征服を企むピラフ(CV:千葉繁)一味がドラゴンボールを奪って願いを叶えようとした瞬間、それを阻止すべくウーロン(CV:龍田直樹)が先に神龍に叫んだ。その内容がくだらなさすぎて、“そんなこと神龍に願うな!!”と当時の誰もがツッコんだものだ。 【映像】くだらなすぎる!神龍への初の願い事(7分32秒ごろ~) 苦労して集めたドラゴンボールをピラフ一味に奪われ、追いかけたはいいが逆に囚われの身になってしまった孫悟空(CV:野沢雅子)たち。悟空は壁を破壊しようとかめはめ波を放ったが、小さい穴をあけるのが精いっぱいだった。 ヤムチャ(CV:古谷徹)が穴から外の様子をうかがったところ、まさにピラフたちが神龍を呼び出そうとしているところだった。慌てたヤムチャはウーロンとプーアル(CV:渡辺菜生子)にコウモリに化けて穴から外に出てドラゴンボールを奪い返すよう命じたが、時すでに遅く神龍は現れてしまった。 それを穴から見ていたヤムチャは「この世はあんなヤツの言うなりになってしまうのか!」と悔しがり、ブルマ(CV:鶴ひろみ)も「せっかく苦労してここまできたのに!」と悔し涙を浮かべる。近くまで行ったものの神龍を見てビビってしまったウーロンは「に……逃げよう!」と言い出してしまう始末だった。 しかし、ここでウーロンが「あいつより先に言ってしまえばいいんだ!」ということに気づく。ピラフが「わ……わたしは……世界を……」と言いかけたそのとき、神龍のもとへダッシュで駆け寄ると「ギャルのパンティおくれー!」と大声で神龍に願いを伝えた。 すると……空からひらひらとギャルのパンティが1枚、ウーロンの顔に向かって落ちてきた。これが悟空たちが苦労して集めた7つのドラゴンボールによって初めて叶えられた願いだった。あまりにくだらなすぎる神龍の使い方に、ファンも当時“機転を利かせたのはいいとしてももっと他に願うことあっただろ!”とツッコミを入れたに違いない。 一方、願いを叶えた当の本人であるウーロンは嬉しそうギャルのパンティを頭に被っていた。幸せそうなウーロンの顔を見ると、これで良かったのかもと思えてくるから不思議だ。 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている大ヒット作だ。 40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」も10月11日より放送されている。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部