子育て世帯でもお金が貯まる「家計管理の基本3ステップ」
ステップ2:見直しをする
特に毎月永久的に出ていくお金を見直します。まずは、「固定費」を徹底的に見直しましょう。固定費とは「水道・光熱費、通信費、保険」といった、毎月決まって出ていくお金のことです。ここを少しでも減らすことができたら、毎月その分、ラクにお金が増えます! 例えば、私は、電気・ガスは1年に1回、会社を見直しています。会社を乗り換えるとキャンペーン適用などで利用額が安くなることもあるからです。あと大手キャリアで携帯電話を使っている人は、ハイブランド品を使っているのと同じかも。ここは格安SIMに変更すると、毎月の支払額がぐんと減るから試してほしいです。他にもひとつひとつできるところから見直してみるとよいと思います。 「住居費」も、実は毎月出ていく「固定費」なので、もし可能でしたら見直してみるとよいです。例えば、家賃は月収の1/3くらいが目安といわれているので、収入に合っているかなとか、住宅ローンの借り換えで月々のローンが減らせないかなとか、もっと安い駐車場があるかも! など。
ステップ3:お金の流れを整える
「貯める」「増やす」にはお金の先取りが鉄則です。先取りができるお金の流れを作りましょう。 「貯めるお金」というのは、現金で確保しておきたいお金(生活防衛資金)や財形貯蓄といった、いつでも引き出して使えるお金です。 「増やすお金」は、ずばり投資資金です。 この「貯めるお金」や「増やすお金」は、給料から生活費やお小遣いなどを引いて、余ったお金から捻出すると考えがちです。でも、それでは、貯めたり、増やしたりはできません。 まずは、貯めるお金と増やすお金を確保するために、銀行口座を3つ持ち、給料が振り込まれたら自動的に「使う口座」「貯める口座」「増やす口座」にお金を分けるという、流れを作っちゃいましょう。 そして水道・光熱費の支払いや買い物などは全部クレジットカード払いにしましょう。その使うクレジットカードも一つにまとめれば、ポイントがたくさん貯まって、さらにそのポイントでお買い物ができるようにもなります。自分はもちろん、夫婦のクレジットカードのお金の流れも見直して一つに整えましょう。
■りりな 主婦投資家 東京都内で夫と令和3年1月に生まれた男の子と暮らしている元低収入女子の30代主婦。 結婚を機に夫婦の資産を合算した余剰分と支出を減らしその分投資にまわし、結婚5年目で総資産3000万円を突破。投資診断士の資格を取得。主婦でもできる投資の心得や家計管理について、楽しく賢くお金を増やす方法をInstagramやYouTube、ブログなどで発信している。
りりな(主婦投資家)