ベトナム人材受け入れ拡大へ覚書締結 県と現地機関、1000人目標(愛媛)
県は1日、ベトナムからの人材受け入れ拡大を目指し、日本企業向けに人材育成や技能実習生派遣などを展開する現地の送り出し機関エスハイ社と覚書を結んだ。県と経済協力の覚書を締結している同国南部ベンチェ省を含めた3者が連携して愛媛モデルを構築し、2030年度までに同州からの受け入れ累計千人を目標に置く。 県によると、愛媛で働く外国人労働者は1万2476人(23年10月時点)で、うちベトナムからは国別で最多の3768人。県庁であった調印式で県の松田雄彦経済労働部長は「(ベトナムの人材は)県内産業にとって欠かすことができない。愛媛が安心して働くことのできる地域として選ばれるよう努力していきたい」と述べた。
愛媛新聞社