【動画解説】梅雨の晴れ間は猛暑に注意 東京で35℃予想 週中頃からは北陸・東北で大雨か
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きょうから7月が始まりましたが、例年7月上旬は大雨になりやすい時季です。きょう1日(月)はさっそく九州など西日本で大雨災害の危険度が高くなっている所があり、厳重な警戒が必要です。今週中頃になると、前線の北上に伴って雨のエリアも北上します。その影響で晴れ間のでる所もありますが、晴れる所では暑さが厳しくなりそうです。
今週は梅雨前線が日本付近をウロウロしますが、週の前半と後半で雨のエリアが変わってきます。あす2日(火)までは東日本や西日本が雨の中心となり、激しく降る所もあるでしょう。ただ、その後、3日(水)になると雨のエリアは北上し、北陸や東北へと移りそうです。そうなると、関東から西では週中頃から雨の日が少なく、晴れ間のでる日もでてきますが、代わりに暑さが厳しくなってきます。というのも、雨のエリアが北上するのは梅雨前線が北上することを意味し、前線の南側にある夏の暑い空気が流れ込んでくるからです。
週間予報でみると、関東から西の地域は3日(水)以降、雨マークはほとんどついていません。ただ、気温は高く、大阪では3日(水)に34℃、東京では4日(木)に35℃以上の猛暑日が予想されています。 今週は雨があまり降らない日は厳しい暑さに、ぐずつく北陸や東北では激しい雨や雷雨に注意が必要です。 (気象予報士・多胡安那)