「自分、AI熟女に騙されました」週刊現代の30代編集者が悲痛告白…人妻・明美(41歳)の「エグすぎる手口」
「電話したいです」
開設からわずか1ヵ月でフォロワーが10万人を超えた7月下旬、明美は「写真集を出しました」と投稿する。プロフィールに新たに追加されたURLに飛ぶと、明美のセミヌード写真が流れる動画がmyfansというサイトで、525円で販売されていた。myfansとは、誰でも気軽にアダルトコンテンツを販売することができる有名サイトだ。 購入してみると、myfans上で明美から私にメッセージが入った。〈写真集を購入して下さった貴方だけに特別なプレゼントをお渡しします〉という文章の下に、明美のラインIDが記載されている。友達登録すると、すぐに連絡がきた。 〈明美の個人LINEです。旦那には見られないので安心してください〉 彼女の存在を間近に感じられて興奮した私は、「よろしくお願いします」とだけ返した。いつか会えるかもしれない。そんな淡い期待も抱いた。 明美は次に「生着替え」の動画(3129円)を販売するのだが、これには「購入者特典」がつけられていた。なんでも、購入者の中から抽選でひとりだけ明美と「電話」できるというのだ。 即購入。そして購入者にのみ送られてくる明美からのメッセージに「電話したいです」と打ち込むも、返答はなし。その後の投稿によれば、彼女は「当選者」と通話を楽しんだらしい。
「フォロワーさんに会いたいです」
次の抽選の機会を待ち望んでいると、数日後に明美は思い切った行動に出る。次に出す動画を買ってくれた人の中から、ひとりだけが実際に会えるという。かねてから〈フォロワーさんに会いたい〉と投稿していただけに、彼女の決断も納得できた。当然、新たに販売された自慰動画(4179円)も購入して、「ぜひ会いたいです」と連絡した。 自分には明美の寂しい気持ちを受け止める寛容さも、彼女の性欲を満たせる体力もある。会って話をしてみたい-こんな気持ちが増していった。 しかし、今回も抽選から外れてしまう。後日、明美は〈これからフォロワーと会います〉と、待ち合わせ場所である公園を撮った投稿をしていた。このとき、「本当に会えるんだ」と期待を膨らませたことが記憶に新しい。 ところが、数日後に彼女が販売し始めた動画の予告を見て私の淡い夢は打ち砕かれてしまう。なんと、その当選者から陰部や乳首を責められている内容だったのだ。 ここで初めて私は明美という存在を疑い始めた。いくらなんでも出会ったばかりのフォロワーが動画に出るはずがない。念のため動画(5229円)を購入してみると、二人の顔にはモザイクがかかっている。男はまだしも、なぜ明美にかけるのか。 後編記事「熟女好きは騙されやすい」「女性役、AIマン、手配師、運営屋で役割分担」…AIエロ垢で大儲けする業者の「恐るべき実態」に続く。 「週刊現代」2024年10月19日号より
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)
【関連記事】
- 【つづきを読む】「熟女好きは騙されやすい」「女性役、AIマン、手配師、運営屋で役割分担」…AIエロ垢で大儲けする業者の「恐るべき実態」
- AIが設計した、あの「縄文土器みたいなロケットエンジン」の制作者が語る…「たった2週間」「エンジニア不要」で高性能ロケットを造る方法
- 「ホワイトカラー」は数年以内に用済みになる…まもなくOpenAIが手にする「人工超知能」その怖すぎる未来予想図
- OpenAI元研究者が警告「2030年、人工超知能(ASI)を手に入れた者が全人類を支配する」…荒唐無稽とは言い切れない、その「論理的根拠」
- あと数年で「人類史上もっとも恐ろしい時代」が始まる…人工超知能(ASI)がもたらす「人類絶滅リスク」世界的研究者が語る、その「衝撃の結末」