ブランドの世界観が伝わる〈シーピーカンパニー〉国内初の旗艦店!
ショップひしめく原宿に、国内初となる旗艦店をオープンした〈シーピーカンパニー〉。3月に、その門出を祝うパーティが開催された。この日のためにイタリア本国から駆けつけたのは、代表のロレンツィオ・オスティと、デザイナーを務めるポール・ハーヴェイ、アレッサンドロ・プンゲッティ。今回、デザイナーの2人に日本の旗艦店について聞いてみた。
[アレッサンドロ・プンゲッティ]Alessandro Pungetti(右) フリーランスのデザイナーを経て、1994年に〈ストーンアイランド〉のデザイナーに就任。2012年より、ポール・ハーヴェイとともに〈シーピーカンパニー〉のデザインチームに加わる。現在はヘッドデザイナーを務めている。 [ポール・ハーヴェイ]Paul Harvey(左) セント・マーチンズ美術学校を卒業。その後15年ほど、〈モンクレール〉などで、フリーランスのデザイナーとして活躍。2012年に、〈シーピーカンパニー〉のデザインチームに加わる。機能的な生地を使った機能的な服作りが得意。
[シーピーカンパニー] C.P. COMPANY
「シーピーカンパニー 渋谷店はとても素晴らしいストアで、我々にとって日本市場を理解するための非常によい第一歩となったと感じています。店舗のロケーション、内装やレイアウト、大きなガラス面のファサードなど、すべての要素が揃っていると思います。ほかの国で、渋谷店ほど明確にその地のマーケットを表現している店舗はありません」 渋谷店には、すでに今シーズンのアイテムが並んでいるが、特に注目してもらいたいものがあるという。 「クラシックなミッレミリアジャケットをもとにふたつの新しいアイテムが生まれました。ひとつはデタッチャブルパーツが付いたトランスフォームジャケットで、もうひとつはアノラックジャケットにもなるリバーシブルジャケットです。また、ゴアテックスのガーメントダイは〈シーピーカンパニー〉の最高傑作のひとつ。是非色味をチェックしてみてください」 日本に来るのが毎回楽しみだという2人。新しい発見もあったようで、最後にこう語ってくれた。 「日本の新しい世代が〈シーピーカンパニー〉を自分たちなりに着こなしているのがとてもクールで、興味深かった」