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11月になっていますが、台風が相次いで発生しています。今夜には新たな台風が発生して、同時に4つ存在する可能性も指摘されています。 【画像を見る】台風23号・台風24号の影響は？今後の雨・風シミュレーション 台風のうち、最も西にあるのが11月4日に発生した「台風22号（インシン）」です。現在は南シナ海にあり、24時間以内に熱帯低気圧に変わるとみられています。 　すこし東に目を移すと、フィリピンの東に位置するのが「台風23号（トラジー）」。そして最も東で、南鳥島近海にあるのが「台風24号（マンニィ）」です。これらはいずれも、西へ進むとみられています。 　ふたつの台風の間、マリアナ諸島にある熱帯低気圧（台風のたまご）が存在しています。これは今夜には台風に発達する見込みです。もし台風になれば、南の海に、同時に台風が4つ同時に存在する可能性があります。

気象庁によりますと、強い台風23号（トラジー）は11日午前9時時点で中心はフィリピンの東にあると推定され、1時間に約15キロの速さで西北西へ進んでいるということです。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルだということです。 　台風23号は11日午後9時には南シナ海へ進む見込みです。 　また、台風24号（マンニィ）は11日午前9時時点で、中心が南鳥島近海にあると推定されていて、西へゆっくりと進んでいるということです。中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルだということです。 　台風24号は今後進路を西へ進み、12日午前9時にはマリアナ諸島方面へ進んでいる見込みです。 　また、マリアナ諸島に中心がある熱帯低気圧は、11日よる9時までに台風に発達する可能性があるということです。もし台風に発達した場合、11月としては4つ目の台風となる見込みです。