井浦新の一人二役演じ分けを共演陣が称賛「自分だったら泣いちゃうな」
俳優の井浦新（50）が18日、東京都内で行われた主演映画「徒花－ADABANA－」（甲斐さやか監督）の初日舞台あいさつに登場した。 同作は井浦演じる死が近づく主人公・新次が、治療のために提供された〝もう一人の自分〟にのめり込んでいく姿が描かれる。 満席の会場に井浦は「ようやく初日を迎えることができました。きょうもたくさんの映画の公開が始まっている中、この映画を選んでいただきありがとうございます」と感謝。共演の女優、水原希子（34）は「この満席を見ることができて…心がいっぱいです」と感極まっていた。 新次と全く同じ見た目の〝もう一人の自分〟という2役に挑んだ井浦は「お芝居でテクニカルにやるよりもそれぞれが生きてきたものを映したいなと演じていました」とキッパリ。座長の熱演に水原は「どうなっちゃうんだろうと思いました。2つの役を行ったり来たりしなければいけない。自分だったら泣いちゃうなと思って…。でも近くで立ち会えて、改めて俳優さんってすごいなと思わされました」と衝撃を受けていた。
