美味しい山ラーメンが食べたい!ド定番にして最高の山メシを改めて実践|PONCHOギア深堀りREVIEW
Check3:バーナーとのサイズバランスに注意!
今回おすすめしているラーメン用クッカーの直径は15 ~ 16㎝。ちなみに深型クッカーは直径11㎝程度。最近の直噴型の小型バーナーは深型クッカーの直径を少しハミ出す程度の炎の広がりしかない。コーティングされたクッカーは中火以下の使用となり、炎が当たる部分はさらに小さくなる。そのため、ラーメン用の浅型クッカーを使うなら、拡散型の炎のバーナーの使用をオススメする。
Check4:鍋から直食べするなら便利アイテムをプラス
クッカーに入ったラーメンを、ハンドルを持って直に食べようとすると手の負担が大きい。そこでコジーでクッカーを包み、丼仕様にしてみよう! 自作もよいが、SOTOの「コジー1100」は今回紹介する浅型クッカーの多くに装着可能だ!
STEP3:直食べはもう終わり。うつわにもこだわる!
クッカー直食べと、丼盛り付け。どちらか美味しいか? 答えは圧倒的に丼。筆者は数年前から山ラーメンに木製マイ丼を活用。今回はやや重い木製丼の代わりを探すべく、大きさ、素材、仕様の異なる4つを選んでみた。
Check1:実際にラーメンを盛り付けて比較!
Check2で紹介している4つの丼。一番容量が小さいのはモンベルの780㎖。スペック上は袋ラーメンの500㎖+αをすべての丼で盛り付けられるが、ギリギリだったり、持ちにくかったり、食べづらいのは困る。そこで、実際に盛り付けてみた。熱さに鈍感な私は薄い樹脂製のモンベルだけ、やや熱さを感じたが、敏感なオダマキは、厚手のアルフレスコ以外は持てなかった。 ■モンベル モンベルの容量は780㎖。今回もっともコンパクト。でも、問題なく盛り付けられた。ただし、素材が薄い樹脂製のため盛り付け直後は熱い! 注意が必要だ。 ■アルフレスコ バンブーファイバー配合素材のアルフレスコ。マットな手触りは上質、熱も伝わりにくい。スタッキングができ、2人分を用意するのもよさそうだ。 ■リバース リバースは、厚みのある樹脂製だけれども、手に持つとやや熱が伝わりやすい。容量はたっぷり。ラーメン店同様の盛り付けができるので、美味しさ倍増! ■シートゥサミット 側面を蛇腹状に折り畳めるシリコン製のシートゥサミット。丼としては高さがないが、底と縁の樹脂が熱さを抑えるので、手持ちできないことはない。