【道場へ行こう】講師もアシスタントも全員女性 詰みがありそうな局面で課題に直面
2022年4月に将棋担当になるまで将棋を指したことのなかった記者が、「今から将棋を始めよう」という目線で、将棋教室や道場を実際に体験するコーナー「道場へ行こう!」。第11回は、東京・新宿区で開催されている「いろどり将棋教室」に行ってきました!(瀬戸 花音) 今回は4月に定期開講したばかりの将棋講座を受けに、JR四ツ谷駅へ。久しぶりの将棋教室の取材である。最近、このコーナーの取材で参加している将棋大会で負けすぎているので、大会への参加をひよったわけでは決してありません…。 講座は各回ごとの参加だと1回4400円(税込み)。講師もアシスタントも全員女性がやっており、とてもアットホームでさわやかな雰囲気。定員は8人ほどで、対象は初心者から3級ぐらいまでの棋力の生徒となっている。 この日の講師は藤田葵将棋普及指導員。とても元気で、親しみやすい。Eテレの「おかあさんといっしょ」の歌のおねえさんのような雰囲気で、30分間の講義をしてくれた。テーマは「挟撃」。私はまだまだすぐ王手をかけたくなってしまうのだが、直接王手をかけるのではなく、挟み撃ちで相手玉の逃げ道を狭める寄せの手筋について、本を使いながらかみ砕いて教えてくれた。 後半はアシスタントの赤田桃子さんに指導対局をしてもらう時間。最後に詰みがありそうな局面までなんとか持っていけたのだが、実際の詰み筋がよく分からず。赤田さんが、「もし玉がここに逃げたら~」と、さまざまな詰み筋の分岐の検討を全部つきあってくださった。ほどよい疲労感とともに、充実した時間になりました。
報知新聞社