栗山英樹とダルビッシュ有

　3月23日（土）放送の『タモリステーション』（テレビ朝日系　午後8時54分～10時24分）は、「MLB開幕！日本人選手大追跡SP～大谷翔平・山本由伸・ドジャース徹底解剖～栗山・古田・松坂が全米横断！MLBを行く」を送る。 【写真】栗山英樹と吉田正尚 　大谷翔平をはじめとする日本人選手たちの活躍で、かつてないほど大きな盛り上がりを見せているアメリカ・メジャーリーグべースボール（MLB）。生放送で送る大型特番『タモリステーション』では、レギュラーシーズンが開幕したばかりのMLBを徹底解剖。大谷が新天地に選んだ“名門”ロサンゼルス・ドジャースを筆頭に、番組総力取材でMLBの魅力に迫っていく。 　スタジオにはMC・タモリの下、“侍ジャパン”前監督・栗山英樹、ヤクルトスワローズ元監督・古田敦也、元MLB選手・松坂大輔という球界のレジェンド3人が集結する。 “ワールドシリーズ優勝”を目指してドジャースに移籍し、韓国・ソウルから“新章”をスタートした大谷翔平。MLBソウルシリーズ2024では、ダルビッシュ有、松井裕樹を擁するサンディエゴ・パドレスと激突した。 　第1戦では、大谷は2番指名打者で先発出場。ダルビッシュも先発投手として登板し、日米通じて初となる夢の対決が実現した。大谷はダルビッシュから移籍後初安打を放つと即座に盗塁も決め、5打数2安打1打点、1盗塁と大活躍。2年ぶり4度目の開幕投手となったダルビッシュは勝ち負けこそ付かなかったものの、4回途中1失点と好投した。 　第2戦では、日本プロ野球史上初の“3年連続投手4冠”に輝いた日本最強右腕・山本由伸がデビュー登板。しかし、1回5失点で負け投手となり、MLBの洗礼を受ける苦い結果となった。大谷は2試合連続となるヒットを放ち、打点もマークするなど躍動。7回には松井投手との日本人対決も実現するなど、2023年のWBCで日本を世界一に導いた侍戦士たちが激闘を繰り広げた。 　番組では、そんな大谷の開幕2連戦を振り返る。3月半ばにアリゾナのドジャースキャンプ施設を訪ね、WBC以来1年ぶりに大谷と再会した栗山が、彼の現在のコンディションを解説。韓国で中継の解説も担当した古田と松坂が、試合のポイントや日本人選手たちのプレーを詳細に分析する。 　また、栗山、古田、松坂はMLBの舞台・アメリカに自ら赴き、今年、活躍が期待される日本人MLBプレイヤーを徹底取材＆今シーズンの活躍を展望。栗山は、昨年自らが指揮を執ったWBCメンバーを中心に直撃。MLB2年目を迎え、さらなる飛躍を誓う吉田正尚（ボストン・レッドソックス）が「今シーズンこそ負けずにやりたい」と栗山に明かした課題とは。 　今年でMLB3年目、今やチームの主軸として活躍する鈴木誠也（シカゴ・カブス）は、今シーズンに懸ける思いを語る。WBCでも大旋風を巻き起こしたラーズ・ヌートバー（セントルイス・カージナルス）は、シーズン前に大谷とやりとりした秘話を打ち明ける。 　古田は、MLB挑戦1年目の投手陣を取材。今永昇太（シカゴ・カブス）は、チームメイトの鈴木誠也から受けたアドバイスをきっかけに、より進化した自身のピッチングについて告白する。昨年、プロ野球の投手で最も投球間隔が長かった松井裕樹は、課題となるピッチクロック（投球間の時間制限）対策や、日米通算250セーブへの思いを明かす。 　そして松坂は今年MLB8年目のベテラン、前田健太（デトロイト・タイガース）を取材。チーム最年長の35歳が200勝に懸ける情熱を激白。大記録へのカギを握る新たな球種とは。 　また、ドジャースのライバル球団にもスポットを当てる。ドジャースと同リーグ同地区で地区優勝5回、リーグ優勝2回を誇り、毎年、上位争いを繰り広げるパドレスの投手陣をけん引するダルビッシュの元を栗山が訪ね、WBC以来の再会＆独占対談が実現する。 　ドジャースを「ライバル」と位置付けるダルビッシュは、自身の視点で彼らの“強さの理由”を解き明かし、「自分たちもそれに負けない野球をしないといけない」と決意を語る。そんなダルビッシュが今シーズン、自身の武器になると断言する変化球とは。 　昨シーズン、地区シリーズでドジャースを下し、ワールドシリーズまで駒を進めたアリゾナ・ダイヤモンドバックス。快進撃の立役者となったのは、現役時代にヤクルトスワローズでプレーした経験を持つT・ロブロ監督。 　そんなロブロ監督率いるダイヤモンドバックスのスプリングキャンプに2年連続臨時コーチとして参加したのが、ヤクルト時代の盟友である古田。指導する中で古田があらためて感じた“強さの秘密”、そして古田も驚いたダイヤモンドバックスの練習とは。 　このほか、大谷、山本を擁するドジャースを深掘り。ドジャース140年の歴史をひもとくと、日本との深い関係が見えてくることに。さらにチーム編成を司り、常勝軍団を作り上げてきたドジャースのキーマンも直撃。その人物とは、大谷が入団会見でも名前を挙げた編成本部長のアンドリュー・フリードマン。彼は2017年、大谷がロサンゼルス・エンゼルスに入団するやいなや、6年後のFAを見越して獲得に向けて動いていた。ドジャースの強さを生み出してきた彼の巧みな戦略を浮き彫りにしていく。