15日から南米ペルーでAPEC首脳会議 現地警備強化 デモ隊と小競り合いも
APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が15日から南米ペルーの首都リマで開催されます。現地では、すでにデモが起きていて、緊張感が高まっています。 日本の石破首相やアメリカのバイデン大統領、中国の習近平国家主席らが出席するAPEC首脳会議は現地15日と16日にペルーの首都リマで開催されます。 【小島佑樹記者】「APEC首脳会議の会場前ですが、今、デモ隊と警察が衝突、小競り合いに発展しています」 リマでは、バスの運転手が殺害される事件が相次ぐなど治安の悪化が問題となっていて、運送業界の労働組合などは治安の改善を求めてすでにストライキやデモを行っています。 会場前で警備にあたる警察とデモ隊が一時、小競り合いになる場面もありました。 リマ中心部では交通の麻痺を回避するために小・中学校や大学を休校にする措置をとるなど、首脳会議の開幕を控え警備態勢を強化しています。
テレビ朝日報道局