桂歌丸さん「七回忌追悼公演」 春風亭昇太が前座時代など回顧「楽屋に入ってくると空気がピンとなった」
2018年7月2日に慢性閉塞性肺疾患のため亡くなった落語家、桂歌丸さん(享年81)の「七回忌追悼公演」が1日、東京・新宿末廣亭で初日を迎えた。 【写真】落語家、桂歌丸さん「七回忌追悼公演」で故人の思い出を語る左から桂歌春、桂歌蔵、春風亭昇太、桂歌助 今公演は故人と縁のある落語家が出演。柳亭痴楽さん(享年57)の次男で幼い頃から歌丸さんにかわいがられた柳亭小痴楽(35)は、まくらで共通の苦手な食べ物がグリーンピースだったことなどを紹介した。 座談では歌丸さんの写真を中央に一門の総領弟子、桂歌春(74)や桂歌助(61)、故人が生前、会長を務めた落語芸術協会の現会長、春風亭昇太(64)らが登壇。 昇太が「『笑点』の司会もそうですけど歌丸師匠のものを引き継ぐことが多い」と言うと、故人の弟子、桂歌蔵(59)から「奪い取った?!」と突っ込まれ、大きな笑い声があがった。 昇太は「歌丸師匠が楽屋に入ってくると空気がピンとなった」などと前座時代を懐古。「あっという間に七回忌。歌丸師匠と一緒に行った地方へ公演に行くと、楽屋でここに座っていたなって思い出したりしています」と思い出を振り返った。 座談は日替わりで昇太のほか「笑点」メンバーの三遊亭小遊三(77)、三遊亭好楽(77)らが出演。10日まで同所で。