菊池雄星が今季最高の投球 4者連続含む13奪三振 勝利投手の権利をもって降板
◇MLB ブルージェイズ-ジャイアンツ(日本時間10日、オラクル・パーク) ブルージェイズの菊池雄星投手が日本時間10日、中5日で敵地ジャイアンツ戦に先発登板し、8回途中2失点の好投を見せました。 【画像】ヤンキース戦で8敗目を喫した菊池雄星投手 初回からエンジン全開の菊池投手は、先頭打者を空振り三振に抑えると、その後セカンドライナー、空振り三振で三者凡退の立ち上がりを見せます。 続く2回には先頭にスライダーで空振り三振を奪うと2人目と3人目にはストレートで三振を奪い前の回から4者連続三振を見せます。3回には2アウトから9番ワイズリー選手に初ヒットを許すものの無失点に抑えました。 しかし4回、相手先頭の2番ラモス選手を追い込みながら、3球目の内角低めへのストレートを捉えられ、センターへの先制ソロホームランを浴びました。それでも、続くコンフォート選手から空振り三振を奪うと、チャップマン選手をセカンドフライに抑え、最少失点で切り抜けました。 すると7回味方打線が菊池投手を援護します。フォアボールとヒットで1アウト2塁3塁とすると、7番・クレメント選手が3ランを放ち3-1としました。 7回を終わらせ8回もマウンドにあがった菊池投手は先頭に被弾し1点を失いますが、続く打者を三振で奪うと7回1/3を投げ被安打6、2失点で三振は今季最多の13個奪い勝利投手の権利を持ってマウンドを譲りました。