島根スサノオマジック、ホームゲームの会場は? 松江市総合体育館の改修工事 25年インターハイ終了後に着手
松江市は12日、バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックがホームアリーナとしている市総合体育館(学園南1丁目)の大規模改修工事を、2025年8月の全国高校総体終了後に着手すると明らかにした。26年9月の供用開始を目指す。一般利用は、市内の他の体育館などを代替施設として割り当てる。島根スサノオマジックのホームゲームの会場は球団側が調整する。 【アリーナ問題】B1・三遠、揺れるアリーナ問題 現地で記者が感じた根源的な疑問、スサマジにも通じる「地方の実情」
市総合体育館は「中国総体2025」のバレーボール男子の会場で、大会終了後の25年8月4日にメインアリーナの改修工事を始め、1年1カ月間、使用できない。サブアリーナは工事を始める26年7月から2カ月間、使えなくなる。 代替施設として、松江B&G海洋センター▽鹿島総合体育館▽島根体育館▽美保関体育館▽八束体育館▽東出雲体育館▽玉湯体育館▽宍道体育センター-の松江市内8カ所のほか出雲、安来、米子、境港の周辺市で5カ所の体育館を確保する。使用目的や大会規模などを考慮して割り当てる。 改修は26年に始まるBリーグの新たなトップカテゴリー「Bプレミア」への参入基準を満たすためで、現在3003席の観客席を5千席に増設し、VIPや来賓が使うラウンジ用別棟を設ける。実施設計と改修工事にかかる費用は計33億2700万円を見込む。