数えで7年に一度「御柱祭」始まる 見せ場の「木落し」「川越し」に歓声
もう一つの見せ場の「川越し」は、同じ茅野市内の宮川にたどり着いた御柱が川を渡るこれも緊張の場面。何回も木遣りとラッパが響いた後、少しずつ御柱が川にせり出し、メドデコに人を乗せたままやがて川の中にどっと入ると、両岸の鈴なりの観客から「ワーッ」とどよめきが上がりました。 諏訪地方に古くから根差した御柱祭は、地元の人も自然に参加意識を持ち、沿道の女性の中には趣向を凝らしたデザインの法被姿も珍しくありません。御柱祭が終わると、すぐに次回の御柱祭の準備を始めるという人もいるほど熱いイベントです。
-------------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説