青空に向かって、勢いよく打ち上がりました。 精密機械工業が盛んな諏訪地域で10日、小学生たちが小型ロケットを製作し打ち上げを体験しました。 児童「キャー」「どこいった？」 10日、岡谷市の湊小学校で開かれた小型ロケットの打ち上げ講座。産業を活性化し、若い人材を育成するため諏訪地方の市町村や企業、信州大学などが開発を進める「SUWA小型ロケットプロジェクト」のワークショップです。子どもたちにものづくりに関心を持ってもらおうと岡谷市内の2つの小学校で行われました。児童たちはロケットの原理を学んだあと、実際に飛ばす小型ロケットを自らの手で作り上げました。小型といえどもエンジンには火薬を使い、大人が見守る中、慎重にセットしました。 Q.怖くない？ 児童は 「全然怖くないです。」 完成したのは紙とプラスチックでできた全長40センチのロケット。2時間ほどで出来上がりました。校庭に出ていよいよ打ち上げです！ 児童 「秒読み開始5、4、3…」 青空に向かって一気に打ち上がりました。 その高さは、なんと100メートル！ 児童は 「嬉しかったし、成功して良かったです。」 「ロケットってこういうものだなというのが分かりました」 児童たちが作った25機のロケットは全て無事に打ち上がったということです。