杉田智和&TARAKO、映画『デデデデ』出演決定 主人公が溺愛する作中キャラクター役に
3月22日に前章が、4月19日に後章が公開される映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称『デデデデ』)の追加声優キャストとして、杉田智和とTARAKOの出演が発表された。 【写真】漫画『イソベやん』の作中キャラクター 2014年より『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載が開始された浅野いにおの同名漫画を前後編でアニメーション映画化する本作。突如東京上空に巨大な宇宙船、通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの姿を描く物語だ。 監督を務めるのは、『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの演出や『ぼくらのよあけ』の監督で知られる黒川智之。シリーズ構成・脚本を、『けいおん!』シリーズ、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズの吉田玲子が担当する。 担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生・小山門出役を担当するのは、シンガーソングライターとして活動し、YOASOBIのボーカルikuraとしても知られる幾田。声優としては、細田守監督の『竜とそばかすの姫』で主人公・すずの親友の別役弘香役で初の声優を務め、本作ではそれ以来2度目にして初の主演アニメ声優を務めることとなる。 門出と小学校以来の親友で、戦争ゲームオタクゆえ日常的に寝不足の女子高生・中川凰蘭(通称・おんたん)役を務めるのは、2020年より“ano”名義でソロアーティストとして活動しているあの。あのはオーディションでおんたん役を掴み、本作が声優初挑戦となる。 追加声優キャストとして発表された杉田とTARAKOが演じるのは、作中にたびたび登場する主人公・門出が溺愛する国民的漫画『イソベやん』の作中キャラクター。イソベやん役を『銀魂』(坂田銀時役)、『ジョジョの奇妙な冒険』(ジョセフ・ジョースター役)の杉田、デベ子役を『ちびまる子ちゃん』(まる子役)のTARAKOが担当する。 絵柄や登場人物、設定など、誰もが知るあの国民的SF生活ギャグ漫画を彷彿とさせる作風が特徴的な本作の主人公・イソベやんは、キノコから手足が生えたような姿をしている未来からやってきたキャラクター。キャッチーな容姿とは裏腹に品行は落ち着いており、常に携帯している“四次元ポシェット“には様々な内緒道具が格納されている。また、好物は磯辺焼きである。そして、そんなイソベやんと一緒に暮らしているのが、眼鏡と冴えない風貌が特徴の女の子・デベ子。日ごろより同級生からいじめられている彼女は、事あるごとにイソベやんの内緒道具を頼りながら生活をしている。本作の主人公・小山門出も『イソベやん」』を愛読しているが、実は門出とおんたんたちにとって重要な役どころとなるキャラクターとしても登場する。 オファーを受けて、杉田は「マジで? どの役? イソベやん?? や ったーーー!!」と興奮を抑えきれない様子で、TARAKOは「私でいいのだろうか。本当に私にできるのだろうか。そして台本を開く。なんと! こ! これは!」とそれぞれで喜びを語った。さらに映画公開を楽しみにしているファンに向けて、杉田は「少ぅし不思議な事が起きるかもよ。お楽しみに!」、TARAKOは「嬉しすぎてやばいですありがと♡ここまできたら根性決めます! 私命をかけて演じますね。『かわいいなこのやろ♡デベ子マジらぶ♡』」と本作への期待を込めた2人らしいコメントを寄せた。
リアルサウンド編集部