【初登院】一番乗りは昨夜11時から並んだ38歳新人議員 きょう特別国会で総理指名選挙が実施
きょう特別国会が召集されます。先月の衆議院議員選挙で初当選した議員にとっては初登頂。一番手は開門の9時間前から国会前に並んだ38歳の新人議員でした。 【画像を見る】ごった返す朝の国会の様子 一番乗りしたのは医師で厚労省出身の38歳新人議員 先頭に並んでいたのは兵庫2区から立候補し、比例復活して初当選した維新の阿部圭史議員。 朝7時に話を聞くと、「昨夜11時から並んで1番だった。」と言います。 「深夜にもう1人来たので、国政について雨の中で、傘さして話したり、本を読んだり、時には立ったまま眠りながら待っていた」といい、「国民から期待いただいたので、社会保障制度など痛みを伴う改革をしたい」と話しました。
◆「夜中も党派を超えて話をしていた」
8時の開門の際には、集まった議員の先頭に立ち、一歩一歩踏みしめるように国会議事堂へと向かっていきました。周りの議員は昨夜から並んでいた阿部議員を慮って、か、阿部議員より前に出る議員はいませんでした。 手続きを終えた阿部議員に改めて話を聞くと「私が一番手で門の前で待っていたので、そこを尊重していただいたのかなと思う。夜中も党派を超えて話をしていたが、そうやって尊重しながら活動していくのが重要だと思った」と話していました。
◆国民の新人議員は「朝6時に来たけど4番目だった」
二番手は自民の長谷川淳二議員(愛媛3区)、三番手は国民の橋本幹彦議員(埼玉13区)、そして四番手は、大阪8区から出て比例復活して初当選した、国民の平岩征樹議員でした。 平岩議員は、「朝6時に来たけど4番目だった。きのうから並んでいらっしゃる方もいたようで、ちょっとびっくりした。党の政策だけじゃなく地元や大阪のためにも頑張りたい」と意気込んで、午前8時の開門とともに院内に入りました。 きょうの特別国会では、総理指名選挙があり、野党が一本化されない情勢の中、今夜、第2次石破内閣が発足する見通しです。