ほろびてがRe:シリーズ始動、第1弾は「音埜淳の凄まじくボンヤリした人生」
「ほろびてRe:シリーズ『音埜淳(おとのじゅん)の凄まじくボンヤリした人生』」が6月21日から30日まで神奈川・STスポットにて上演される。 【画像】ほろびてRe:シリーズ「音埜淳(おとのじゅん)の凄まじくボンヤリした人生」より。(撮影:寺部智英)(他1件) ほろびてRe:シリーズは、ほろびての過去作品を掘り起こして光を当てるシリーズ。「音埜淳の凄まじくボンヤリした人生」は、言語学者の音埜淳と、その息子でアニメーター志望の大介、淳の弟・丹波准、そして淳の義弟・楠木塁を巡る物語。出演者には吉増裕士、亀島一徳、上村聡、八木光太郎が名を連ねた。 上演に向けて作・演出を手がける細川洋平は「ほろびての活動初期にあまり日の目を見なかった作品たち。自分も好きなそれらの作品を再演・レパートリー化していく試みを始めます。まずは第一弾として、2015年初演の『音埜淳の凄まじくボンヤリした人生』を選びました。時間の感覚を失っていく一人の男性を軸に、四人の登場人物の言葉にならない思いを描きます。音埜淳を演じるのは吉増裕士さん。同居する息子・大介を演じるのは亀島一徳さん。淳の弟であり、婿養子に行った丹波准を上村聡さん、音埜淳の義弟で、大介の理解者・楠木塁を八木光太郎さんが演じます。四人のすてきな俳優の息遣いをじっくり伝えられる空間になるのではないでしょうか。稽古が今から楽しみでなりません。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。 チケットは5月中旬に発売予定。詳細は今後の発表を待とう。なお2月に上演された「センの夢見る」が4月21日までConfetti Streaming Theaterで配信中だ。 ■ ほろびてRe:シリーズ「音埜淳の凄まじくボンヤリした人生」 2024年6月21日(金)~30日(日) 神奈川県 STスポット □ スタッフ 作・演出:細川洋平 □ 出演 吉増裕士 / 亀島一徳 / 上村聡 / 八木光太郎