ランジャタイ、守りたいものは「このままの自分たち」今年一番うれしかった仕事も語る
「ブチギレ王」は伊藤発案の企画
■ヤマゲンの活躍に喜び「売れると思う」 ――11月に開催されたイベント「秋の生ブチギレ王決定戦」優勝者のヤマゲンさんが今回も大活躍でしたが、お二人の期待通りでしたか。 国崎:この放送を境に売れると思います。出演者全員がすごい! と言っていて、東野さんにも津田さんにも見つかりましたから。一方でザコシショウと永野さんだけは、さまよっている感じでしたが(笑)。シショウは最初は裏回しに徹して、その後は気絶しているようでしたね。永野さんは人間の膿みたいで。楽屋でもまだ「エチュードが……」と言ってましたよ。 伊藤:業が深いですね。 ■ダイアン津田の全部に注目してほしい ――特に注目してほしいシーンを教えてください。 伊藤:オープニングでしょうね。 国崎:長いオープニングが終わってやっと競技を始めようというとき、全員が心の中で「競技かぁ……」って面倒くさくなっていたかと。MCですらオープニングで終わるのかなと思っていたくらいなので、オープニングをはじめ、脱線しまくったところがオンエアされていたらいいなと思います。 伊藤:あとはやはり津田さんの“全部”ですね。最初から最後まで盛り上げていただいたので、ぜひ見て欲しいです。 国崎:今は時間を取り戻すかのように急いで移動してるんでしょうけどね。津田さんはひな壇にいてこそ輝く人です。 ■「ブチギレ王」初回メンバーは自分たちで決めた ――『ランジャタイのがんばれ地上波!』では、これまで斬新な企画がたくさん生み出されてきましたが、このブチギレ王企画が生まれたきっかけを教えてください。 国崎:伊藤、ようやく言えるときが来たね! 伊藤:これは本当の話なのですが、僕が「ブチギレる人をいっぱい集めて、一番を決める企画をやりたい」と言ったことがきっかけです。 国崎:本当なんです。でも誰も覚えてなくて。 伊藤:プロデューサーさんさえも覚えてないのですが、僕が発案者なんです! 嘘はつきません! ――参加メンバーはどうやって決めているのですか。 伊藤:初回は僕たち2人でメンバーを決めました。 国崎:ヤマゲンのほか、ぽんぽこ・高木ひとみ○、村田大樹(武炎)、口笛なるおさん。僕らはそのメンバーを特番に引き連れていこうとしたんですけど、番組が23時台に放送されるということで、「無理だ」と言われまして。「23時台に見せられる顔じゃない」と、なるおさんから順番に淘汰されました。 伊藤:『キングオブコント』(TBS系)でゴールデン帯に出ていた人なのに。 国崎:ヤマゲンだけギリギリ残ったんですけど、それで実力を発揮してくれてうれしいですね。今後も「誰なんだこいつは」とツッコまれるような人を出したいです。