「日本やイラクは我々を称賛した」GS全敗のベトナム、トルシエ監督は“解任論”に反論!「部外者は異なる視点を持っている」【アジア杯】
日本戦では健闘も2-4で逆転負け
現地時間1月24日、カタールで開催されているアジアカップのグループステージ第3節で、ベトナムはイラクと対戦。2-3で敗戦を喫した。 【PHOTO】日本代表のインドネシア戦出場16選手&監督の採点・寸評。5人が7点台の高評価。全得点に絡んだ9番をMOMに選出 この結果、ベトナムはグループステージ3連敗。初戦の日本戦では一時リードを奪うなど健闘したが2-4で逆転負け、続くインドネシア戦も接戦の末に0-1で敗れた。 ベトナムメディア『bao quang ninh』によると、かつて日本代表でも指揮を執ったベトナムのフィリップ・トルシエ監督はイラク戦後、以下のように述べたようだ。 「敗戦は残念な結果だが、今日、選手たちが見せてくれたものにはとても満足している。チームは敗退したが、選手たちには国旗のためにこれからもベストを尽くしてほしい。難しいグループだったが、最終的には美しく前向きなイメージを残して大会を終えたと思う」 また、今大会の結果を受けて解任論も浮上しているが、トルシエ監督はイラク戦の前に「人々は私たちがこの8か月間、何をしてきたかを見ていない」と反論したようだ。 「ベトナムサッカー協会が私を雇う前、この代表チームは2022年のワールドカップ予選で8敗していた。大陸のトップ10に入るような国と対戦するのは簡単ではない。部外者は異なる視点を持っている。直接指揮している私とは、違う見方をしているのだ。 日本からのコメントもたくさん読んだ。イラクやカタールからのものもだ。我々を称賛してくれていた。この国の進歩に貢献できるよう、これからも努力していくよ」 チームはグループステージで大会を去ることとなったが、指揮官は自らの仕事ぶりに自信を持っているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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