コンテナホテル災害に活用 富山県黒部市、運営会社と協定
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富山県黒部市は9日、市内で17日にオープンするコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard黒部」を運営するデベロップ(千葉県市川市)と災害協定を結んだ。災害時には移動型の避難施設などとしてホテルを使うことができる。 同社は全国約80カ所でコンテナホテルを展開しており、北陸は初進出。敷地は黒部市堀切の道の駅KOKOくろべに隣接し、ベッド1台の「ダブル」30室と2台の「ツイン」7室の計37室がある。 1部屋ごとに独立しており、移動させることができる。黒部市は緊急時に優先的に提供を受け、避難所などに活用する。この日は市役所で協定締結式があり、同社の岡村健史社長と武隈義一市長が協定書に署名した。現地見学会もあった。 同社のコンテナホテルはこれまで、新型コロナウイルス流行時に医療従事者の休憩施設などに使われたことがある。自治体との協定は138例目。県内では上市町が、災害時に県外のコンテナを借りられる協定を同社と結んでいる。