京都府中学駅伝 男子は桂中学が2年ぶりの優勝、女子は京都光華中学が初優勝!
11月10日、京丹波町の丹波自然運動公園で、全国大会への切符をかけた京都府中学駅伝が開催されました。 今年、栄冠を手にしたのは!? 京都府のブロック予選を勝ち抜いて、会場に集結したのは、男女それぞれ各30チーム。 先に行われた女子は、5区間12.7kmのコースで争われます。 今年、優勝候補と目されるのは赤のユニフォーム、京都光華。 その1区を任されたのは、エースでキャプテンの木下です。 【声】京都光華中学 木下彩英キャプテン 「今日はずっと自分が引っ張るという展開ではなくて、(トップに)ついていくという展開で走ったんですけど、自分が仕掛けるところは仕掛けて走れたので良かった」 トップ争いを抜け出した木下、そのまま2区の廣野へつなぎます。 2区では、短距離選手として全国大会にも出場したという廣野がそのまま首位をキープ。 【声】京都光華中学 廣野凛乙選手 「今大会の坂などは、短距離のピッチとかストライドも意識しながら、ラストの下り坂ではスピードにのって走ることができたので良かった」 120点の走りと自己採点した廣野、2位に30秒以上の差をつけます。 3区を走った奥間は、トライアスロンのアジアカップジュニアチャンピオンという猛者! この時点で、2位に1分近くの差をつけ独走体制に。 4区、5区でも、京都光華の勢いは止まらず。 全員がどこを走っても穴のないチームづくりを目指したという京都光華は、終わってみれば全員区間賞の活躍を見せ、嬉しい初優勝を飾りました。 【声】京都光華中学 木下彩英キャプテン 「去年の10秒差で2位という悔しい思いが、晴れてとても嬉しい」 【声】京都光華中学 奥間優希穂選手 「4区と5区が1年と2年なので、自分がしっかりリードして渡せるようにと思っていたので良かった」 「全国大会がんばるぞー!おー!」 続いて男子の注目は、京都市中学駅伝で強豪の桂を破って優勝を果たした藤森。 京都府駅伝でも下剋上なるか!? 男子は、6区間18.5kmのコースです。 予想通り、1区から桂と藤森のトップ争いとなりました。 この夏の全国大会に3000mで出場した藤森の小早川、接戦の中、トップで2区吉田へタスキを繋ぐと3秒遅れで桂! しかし2区は、桂の2年・犬飼が力走を見せました。 区間賞の走りで藤森を抜き、トップで競技場へ。 3区・鎌田に繋ぎます。 【声】桂中学 鎌田隼年選手 「今回の僕の役割としては、藤森との間をどれだけ離して4区堀尾に渡せるか」 その言葉通り、3区でさらに後続との差を広げた桂の鎌田。 その後も、4区の堀尾・5区武内が必死の走りで首位を守り抜きます。 そしてそのままアンカーへ。桂のアンカーは、キャプテンの佐藤。 【声】桂中学 佐藤光キャプテン 「プレッシャーもある中、しっかりタスキを1位で持って帰るんだという気持ちで走って 落ち着いた走りでベストを出すことができました」 1時間26秒で、桂が2年ぶり8回目の優勝を果たしました。 初優勝を狙った藤森は悔しい2位。 全国へ後一歩届きませんでした。 普段から仲が良いという桂。 2区以降は一度もトップ譲らず、チーム全員で王座奪還です! 【声】桂中学 佐藤光キャプテン 「しっかり全国でも上位を狙って、全員が満足できる走りにしたい」 「全国、がんばるぞーおー!」