膠着感強まる日本株市場、好業績&低PERの3銘柄に注目
ジャクソンホール会議でFRBのパウエル議長は何を話すのか。その1点に市場の関心が集まっている(写真:ブルームバーグ)
8月19日の東京株式市場は、前日のアメリカ株高を好感して買い先行のスタートとなったものの、高値警戒感や週末特有のポジション調整の動きから、次第に見送り姿勢が強まり、日経平均株価は小幅続落となった。 来週(22~26日)は、アメリカ・ワイオミング州で25~27日に開催される経済シンポジウム、いわゆるジャクソンホール会議におけるジェローム・パウエルFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)議長の発言を控えて、様子見気分が強まりそうだ。 日経平均は一時、2万9000円台を回復したことから、目先は戻り売り圧力も想定される。一方、株式需給は改善傾向にあるため、押し目買い意欲も根強い。来週の日経平均の想定レンジは2万8600~2万9300円とし、2万9000円を挟んだ展開となりそうだ。
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冨田 康夫