フリーマンが祝賀会で感動のスピーチ 息子の病気に「みんなのサポートは最高の出来事」
ワールドシリーズを制し優勝パレードを行ったドジャースは祝賀会でフレディ・フリーマン選手がスピーチを行い、チームメートとファンに感謝の言葉をおくりました。 【画像】息子のチャーリーくんを抱えるドジャースのフレディ・フリーマン選手 7台のバスに選手たちが乗り、大谷翔平選手や山本由伸投手もロサンゼルス市内のファンの大声援に応え大盛り上がりとなった優勝パレード。その後は本拠地ドジャー・スタジアムで祝賀イベントが行われ、集まった大勢のファンの前で選手たちが感謝のコメントをしました。 MC役を務めたロバーツ監督のコールで登場したフリーマン選手はファンからの「フレディコール」の中マイクを持つと、一緒に戦ったチームメートたちに感謝のコメントをしました。 そして「3か月前」と話し始めるとしばらく間をあけ、「息子が病気になったとき。みんなが私と家族のためにサポートしてくれました。それは私の経験の中で最高の出来事のひとつです。みんなのために、このフィールドに立つために全てのことをしました。チャンピオンになることができて本当に頑張ってよかった」とスピーチ。するとスタジアムのファンはフリーマン選手に大きな拍手を送りました。 フリーマン選手の三男・マックス君は今夏に「ギラン・バレー症候群」を発症。フリーマン選手も看病のため一時チームを離脱しました。 それでもチームの地区優勝に貢献するとワールドシリーズではシーズン終盤に痛めた足首のけがや、後に分かったろっ骨の骨折を抱えながら4試合連続ホームランを放つなど、シリーズMVPの活躍でチームを2020年以来4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇に導きました。 最後にフリーマン選手は「来年も優勝するのがまちきれません」と会場を沸かせスピーチを終わらせました。