“和製ドラゴン”倉田保昭の凱旋帰国から50年!「帰って来たドラゴン」7月に上映
香港映画界で活躍した“和製ドラゴン”こと倉田保昭の代表作「帰って来たドラゴン」が、2Kリマスター完全版となって7月26日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次上映されることがわかった。 【画像】「帰って来たドラゴン」場面写真(他4件) 1974年の本作公開に合わせ、日本に凱旋帰国を果たした倉田。彼は「七福星」でジャッキー・チェン、「フィスト・オブ・レジェンド」でジェット・リー、「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」でドニー・イェンと拳を交え、近年ではチョウ・ユンファ主演の「ラスト・シャンハイ」やジョン・ウー監督作「マンハント」に出演するなど国際的な活動を続けている。 倉田の凱旋帰国から50周年を記念して上映される「帰って来たドラゴン(2Kリマスター完全版)」では、あらゆる犯罪と暴力が渦巻く“悪の魔窟”金沙村(ゴールドサンドシティ)を舞台に、チベットの寺院から盗まれた秘宝シルバーパールをめぐる戦いが描かれる。主演・アクション監督をブルース・リャンが務め、倉田のほかマン・ホイ、ウォン・ワンシー、ハン・クォツァイが出演した。製作・監督は「ドランク・モンキー/酔拳」などをプロデュースしたウー・スーユエン。初公開時のイメージを復刻したポスタービジュアルも到着した。 なお本作の上映時には第11回レイクシティ国際映画祭で最優秀短編映画賞を受賞した「夢物語」など、倉田主演・製作総指揮による短編作品を同時上映。倉田が登壇する舞台挨拶も全国で行われる予定だ。 (c)1974 SEASONAL FILM CORPORATION All Rights Reserved.