月9ドラマ『海のはじまり』で注目集める! 名作絵本『くまとやまねこ』が異例の売れ行き
2008年刊行の絵本『くまとやまねこ』が2週連続Amazonランキング第1位(絵本)を獲得するなど、全国で反響を呼んでいる。 【写真】全国の書店で『くまとやまねこ』特設ブースが展開! 2024年7月から9月まで放映された目黒蓮主演の『海のはじまり』(フジテレビ系月9ドラマ)。『silent』(2022年)のチームが再集結したこのドラマは、生方美久脚本、村瀬健プロデュースによる完全オリジナル作品であり、大きな話題を巻き起こした。 『海のはじまり』で病におかされた水季が、娘の海にプレゼントし、自分の思い、そして未来を託した絵本が『くまとやまねこ』。 最愛の友だち・ことりの死に直面したくまが、やがてやまねこと出会い、新たな旅立ちへと向かうまでを描いた『くまとやまねこ』。母親・水季と娘・海をつなぎ、さらに海とその父親・夏との新たな関係に寄り添う物語として、何度も登場した。 2008年の刊行以来、『くまとやまねこ』は16年もの間、世界中で多くの方々に読み継がれてきた。大人から子どもまで、誰しもが経験するグリーフ(深い悲しみ)に寄り添う、光あふれる物語だ。
リアルサウンド ブック編集部