奈緒“瞳”、木梨憲武“雅彦”に1日でも長く生きてほしいと願い作戦を立てる<春になったら>
奈緒と木梨憲武がW主演を務めるドラマ「春になったら」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第2話が、1月22日(月)に放送する。 【写真】本編内では登場しない、瞳が撮影した雅彦の写真 ■娘と父のハートフル・ホームドラマ 本作は、“3カ月後に結婚する娘”・瞳(奈緒)と、“3カ月後にこの世を去る父”・雅彦(木梨)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。福田靖によるオリジナル作品で、シリアスとコミカルが同居した世界観で繰り広げる、笑いと感動に満ちた物語を立体的に描いていく。 ■本編内で登場しない特別な写真も 第2話では、雅彦が作成した“死ぬまでにやりたいことリスト”の1つである“伊豆に行く”を決行するべく、瞳と雅彦は伊豆へ向かう。海外でも遠いところでもなく伊豆を選んだ雅彦は、どうしても瞳に伝えておきたいことがあった。透き通るような海辺で、これまで話していなかった出来事や自分の思いを正直に語り合う2人。物語の後半、「分かってくれよ、瞳」「お前の父親でいたい」と雅彦は訴える。 また、同じく伊豆のシーンで、カメラを持ちながら歩く瞳が撮影した雅彦の写真も特別に公開された。ドラマ本編内では登場しないこの写真は、実際に瞳が撮影するとしたら…を想定して奈緒が撮影。娘に向けるあたたかな笑顔と、時折見せる悲しげな父親の表情を垣間見ることができる。 さらに、木梨からコメントが到着した。「クランクインから約1カ月半、連日の撮影ですが、いま現場が本当に楽しいです。現場では、予期せぬことも含め本当にいろいろなことが起きるので、役者の面白さを久しぶりにこの年代で味わっています。『春になったら』の台本を読んでいると、『俺だったらどんな選択をするかな』『娘が結婚するって急に言ったらどうしようかな』と、自分も読みながら考えさせられます。監督やプロデューサーらスタッフたちとも、『私だったらこうする』とかたくさん意見を言いながら、チームみんなで作り上げている感じなので、視聴者の皆さんにも、自分だったらどうするかを考えながら、見てもらえたらうれしいなと思います」と木梨は作品への思いを語った。 ■「春になったら」第2話あらすじ 第2話は―― 瞳の婚約者・一馬(濱田岳)のお笑いライブを一人で偵察に行った雅彦は、一馬がバツイチの子持ちだと知り大激怒。その場に居合わせた瞳と、人目もはばからず激しい言い争いを繰り広げる。まともに話も聞かないまま一馬を全否定した雅彦に怒りが爆発した瞳は、病気の雅彦のことなど構わず、一度はキャンセルした結婚式をやはり決行すると息巻くが、一方で、雅彦に祝福されて結婚したいという思いは捨てきれない。 そんな中、徐々に体に異変を感じ始めた雅彦は、瞳の“結婚までにやりたいことリスト”にならい、自らも“死ぬまでにやりたいことリスト”を作る。そこには、これまでの人生でやり残したことや、過去と向き合おうとする雅彦の最後の願いが詰まっていた。それを見た瞳は、自分という家族がいながら、なぜ雅彦がこうも簡単に死を受け入れるのか、ますます分からなくなってしまう。そこで、主治医である緩和ケア医の阿波野弘(光石研)を訪ね、雅彦の本当の気持ちを聞き出そうとする。さらに、雅彦に1日でも長く生きてほしいと願う瞳は、雅彦が生きることに理由を見出し、治療を受ける気になるよう、ある作戦を考える。 ――という物語が描かれる。 ■予告動画に反響 公式ホームページなどで見ることのできる予告動画は、瞳と雅彦が伊豆の海辺を歩くシーンからスタート。そこで瞳は「どん底にいた私を救ってくれたのがカズくんだった。優しい人だなあって思ったの。大好きなの」と一馬への思いを雅彦に告げる。一方、瞳に思いを寄せている岸(深澤辰哉)は「瞳はカズマルと結婚するんだぞ」と友人の美奈子(見上愛)に言い、「グズグズしてたから取られちゃったんじゃない?」と美奈子に言われてしまう。 また、病院を訪れた瞳が主治医と手を取り合い「結婚話どんどん進めちゃえばいいってことですよね?そしたら父には生きる理由ができるってことですよね?」と話す場面や、お笑い芸人をやめないと断言する一馬に雅彦が怒る場面などが映し出される。動画の最後では、雅彦は「残り3カ月俺はお前の父親でいたい」と瞳に話す。 この動画に視聴者からは、「予告だけで泣ける」「切ないけどカズマルくんとのやり取り面白い」「岸くんは瞳の結婚受け入れようとしてるのかな」などの声が寄せられている。