代表への忠誠心を疑問視されるサラー ユルゲン・クロップ監督が擁護
サラーはガーナ戦で負傷
アフリカ・ネイションズカップのガーナ戦でハムストリングを負傷したモハメド・サラーは、24日所属クラブのリヴァプールに戻り集中リハビリプログラムを開始した。当初、エジプト代表から2試合のみの出場を免除されていたサラーだったが、代理人のラミー・アッパス氏は数週間の戦線離脱を予定していることを明らかにした。 リヴァプールとエジプトサッカー協会間では、サラーが治療のためにクラブに戻ることに合意が得られていたが、代表からの離脱は一部の専門家や元選手から批判されている。 アフリカ・ネイションズカップを4度優勝しているアーメッド・ハッサン氏は「キャプテンとしてサラーはいかなる状況にあっても母国に留まるべきで、大会にリヴァプールの医療スタッフを帯同させるべきだ」と語った。 しかし、カタール『beIN SPORT』でサラーがクラブを第一に考えている可能性について問われたリヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、「私はその議論に加わることはできない。エジプトとリヴァプールはどちらも同じ考えを持っており、サラーができるだけ早く戦列に復帰できることを望んでいる」と擁護した。 「私たちが彼をここに連れてきたのは、彼をエジプトから連れ去りたいからではなく、ただ最善の治療を提供するためだ」 サラーの復帰はいつになるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部