周南市で来月から自動運転ＥＶバスの実証実験が始まります。 出発式が行われ、村岡知事や周南市の藤井市長らが試乗しました。 村岡嗣政知事 「車が来ているのを察して止まって、行けそうなタイミングを計っているわけですね」 藤井律子市長 「いま自動で？」 村岡知事らが乗る自動運転のバス。 車体センサーや遠隔監視システムで車や歩行者、横断歩道を認識しています。 県は公共交通の運転士不足に対応するため、周南市や防長交通などと連携して無人での移動手段の実現を目指しています。 ｙａｂリポート 「実験では安全のためオペレーターが乗っていますが、将来的には無人を目指すということです。」 バスの車内では… 「意外に早いですね」 「時速２０キロだと遅いという思い込みがあるんですけど」 「横断歩道を認識して止まる」 バスは、ＪＲ徳山駅から徳山動物園を経由して戻るおよそ４キロのコースを、１時間に１本のペースで運行します。 電気で走行するため排気ガスが出ず、環境にも優しいということです。 村岡嗣政知事 「けっこう快適でしたし安全を感じました。」 「バスは今人手不足運転士不足が深刻です。その中でいかに地域の足を守っていくか、このことに真剣に取り組んでいかなくてはいけないと思っています。」 藤井律子市長 「今まで見たことのない車が走っているので関心を持ってもらって、いろんな人が利用できる環境になればいいなと思います。」 実証実験の期間は１２月２０日までで、誰でも無料で乗ることができます。