22日に行われた漫才の日本一決定戦「M－1グランプリ2019」で第15代チャンピオンとなった「ミルクボーイ」の駒場孝（33）と内海崇（34）が23日夜、大阪市中央区のよしもと漫才劇場で行われた公演「Tawake戯LIVE」に出演。M－1チャンピオンの「大阪凱旋ライブ」に満席となった会場は盛り上がりをみせた。 【ノーカット映像】M-1優勝のミルクボーイが大阪凱旋ライブ終了後に会見

天王寺区住みます芸人を担当

［写真］凱旋ライブで観客を沸かすミルクボーイ＝23日午後7時25分ごろ、大阪市中央区で

　ミルクボーイの駒場と内海は、大阪芸術大学落語研究会の同級生で2007年にコンビ結成。大阪市内各区を拠点とする「大阪市24区住みます芸人」では天王寺区を担当している。 　22日のM－1グランプリ2019の1本目では、M-1史上最高得点となる681点を記録。審査員を務めた上沼恵美子は「一番笑いました。ネタのセンスが抜群」とミルクボーイの漫才を絶賛する場面もあった。

てんしばとかでパレードしたい

[写真]よしもと漫才劇場で会見に応じたミルクボーイ＝23日午後9時25分ごろ、大阪市中央区で

　二人は23日も早朝から在京の情報番組にはしご出演するなどし、大阪に戻っての凱旋ライブに出演となった。芸人仲間からは、天王寺住みます芸人のため、地元は喜んでるのでは？と言われ駒場は「パレードしたいですね。てんしばとかで」と答え、会場を沸かせた。また、内海はのちに参加したコーナーでアイマスクを渡され「今これ渡されたら寝てまうわ」と苦笑し、昨夜から一変した生活を物語っていた。

「優勝から1分も寝てない状態」

　ライブ終了後には、劇場内で囲み会見が行われた。M-1M-1終了後に初めてホームグラウンドに帰ってきた二人だが、内海は「昨日の優勝から一睡もすることなく、本当に寝られないと聞いてましたが本当に1分も寝てない状態で、今日舞台に出させていただき、すごい拍手で」と感動した様子。すかさず駒場は「いつもなら半分以下くらいやと思うんですが、うれしかったです」と笑顔で語った。 　続けて内海は「涙こそ出なかったですけど(去年の)霜降り明星は泣いてましたけど。そこが違いやなあと。年いきすぎたから泣かれへんですね。本当に温かくていつもより楽しく漫才をさせていただきました」と話していた。