アン・ハサウェイ、売れない作家役で主演 「ゴーン・ガール」に似た心理スリラー
「イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」のベストセラー作家コリーン・フーバーの小説「ヴェリティ/真実」を映画化する米アマゾンMGMスタジオの新作「Verity(原題)」に、アン・ハサウェイが主演することがわかった。米Deadlineによれば、ハサウェイが主演したアマゾンの映画「アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで」のマイケル・ショウォルターが監督を務める。 原作「ヴェリティ/真実」は、「レベッカ」や「ゴーン・ガール」に似た雰囲気の心理スリラー。米ニューヨーク・マンハッタンに住む売れない作家ローウェン・アシュリーのもとに、ベストセラー作家ヴェリティ・クロフォードの夫ジェレミーから謎の事故で意識不明になった妻に代わり人気サスペンスシリーズを完結させてほしいと依頼が舞い込む。豪華な邸宅でヴェリティの未完の原稿を読み、家族の過去の恐ろしい秘密を知ったローウェンは、ジェレミーや彼の息子と親しくなりながらも、ヴェリティが書いてきた作品が刺激的なフィクションなのか、それとも不吉な警告なのかを見極めようとする。 新作「Verity(原題)」はニック・アントスカの脚本をもとに、ハサウェイがヴェリティ役を演じる。ショウォルター監督、ハサウェイ、原作者フーバー、アンストカがプロデュースする。 フーバーが2018年に自費出版した「ヴェリティ/真実」は21年にセントラル・パブリッシングが出版権を獲得し、23年だけで100万部超を売り上げた。フーバーの代表作「イット・エンズ・ウィズ・アス」をブレイク・ライブリー主演で映画化した新作映画「ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US」は今年8月に世界で公開され、世界興行収入3億4600万ドルを記録した。日本では11月22日から公開。