【佐賀・はがくれ大賞典】大井所属セイカメテオポリスが快勝…吉原「枠的には嫌なところに入ったと思っていた」
「上手く出せれて良かった」
3月24日、佐賀競馬場で行われた6R・はがくれ大賞典(3歳上・ダ2000m)は、吉原寛人騎乗の1番人気、セイカメテオポリス(牡6・大井・渡邉和雄)が快勝した。2.1/2馬身差の2着にグリードパルフェ(牡8・高知・田中守)、3着に2番人気のユアヒストリー(牡6・船橋・山下貴之)が入った。勝ちタイムは2:08.5(不良)。 タガノファジョーロがスタートからレースを引っ張り、グリードパルフェ、セイカメテオポリス、マイネルナイペスなどがそれに続く展開。2周目に入ってもタガノファジョーロが他馬を大きく引き離し単騎先頭でレースを運んだが、向正面から各馬ペースを上げると、逃げるタガノファジョーロを交わしたグリードパルフェとセイカメテオポリスが競り合いながら最終コーナーへ。直線では大井所属のセイカメテオポリスが先頭に立つと、後続との差を広げ、2分8秒5のタイムで完勝。2.1/2馬身差の2着に高知所属のグリードパルフェ、更に3/4馬身差の3着に船橋所属のユアヒストリーが入線した。 1着 セイカメテオポリス 吉原寛人騎手 「勝てて嬉しいですね。前回の金杯でも状態良さそうだったので、そのまま今回ちょっと遠征で輸送も大変だったと思うんですけど、いい状態で来てくれているなという、そんな印象でした。枠的には嫌なとこ入ったなとは思っていたんですけど、今日はそれだけがポイントだなと思って乗っていました。もう外が欲しいっていう一心の思いで(向こう正面早めで外に出していきました)。3番手で取れた時には、もうある程度いい競馬になるなっていう感覚でしたね。なるべくちょっと内で揉まれて終わりたくなくて、うまく出せれて良かったなと思います。いつでも動ける状態で、前にはグリードパルフェがいたり、後ろからはユアヒストリーが狙ってたりと、ちょっと仕掛けのタイミングが難しいところでしたけど、なんとか3・4コーナー踏ん張ってくれて、直線に向くことができたので良かったですね。4コーナーでグリードパルフェが盛り返してきたので、ちょっとドキッとしましたけど、直線でもまだ僕の方も手応えありましたので、セイカメテオポリスの良い走りができたかなと思います。(この馬とは4勝全て重賞で好相性ですね)ほんとに良い競馬をしてくれて、馬に感謝したいなと思います。今日の勝ち方見るといい結果でね。陣営がこの後どういうプランなのかは分かりませんけど、もし(JBCで)来ることがあればいい競馬をしたいなと思います。今日は応援ありがとうございました。無事勝ててホッとしています。またセイカメテオポリスのレースがありましたらぜひ応援よろしくお願いします」 セイカメテオポリス 30戦7勝 (牡6・大井・渡邉和雄) 父:マジェスティックウォリアー 母:ボウピープ 母父:ディープスカイ 馬主:星加浩一 生産者:谷川牧場 【全着順】 1着 セイカメテオポリス 2着 グリードパルフェ 3着 ユアヒストリー 4着 タガノファジョーロ 5着 サトノディード 6着 キョウワウォール 7着 シューラヴァラ 8着 トランセンデンス 9着 スピネル 10着 マイネルナイペス
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