川崎MF脇坂泰斗、ユーロ観戦でオランダから学び「攻撃で相手が怖いなと思わないと意味がない」
J1川崎は18日、川崎市内で練習を行った。この日は雨のため、軽めのメニューで終わった。 練習後に主将のMF脇坂泰斗は、16日の神戸戦(0●1)で敗因の一つとなったシュート本数について、「(3本は)少ないなって思った。自分も(意識が)足りなかった」と反省。「打てば何か起こるし、相手が食いついたら他の選手がというシーンも出てくる。攻撃で相手が怖いなと思わないと意味がない」と厳しい表情を浮かべた。 欧州選手権(ユーロ)からもチームの課題を痛感した。16日に行われたオランダ―ポーランドをテレビで観戦し、「シュートを打つかもという瞬間が多い。サッカーもスムーズで面白かった」と相手に20本のシュートを浴びせ、勝利したオランダに注目。「やっぱり強いチームはどこからでも点が取れるし、それがないと怖くない。(積極的に狙っていくことは)大事と思った」。 22日は、15位の新潟戦(デンカS)に向かう。今季、アウェーでの勝利は開幕戦の湘南戦(2〇1)のみと苦しんでいるが、「勝ちに向かってやるのは当然。アウェイでの勝利はチーム力というか、本当の強さが大事。より覚悟を持って臨まないといけない」と気合を入れた。
報知新聞社