『虎に翼』ハ・ヨンス&土居志央梨が再登場! “魔女5”再集結を待ち望む声も
NHK連続テレビ小説『虎に翼』第11週「女子と小人は養い難し?」が放送された。花岡(岩田剛典)の死の知らせを受け、ショックを受ける寅子(伊藤沙莉)。時を同じくして、轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)もまた、訃報に胸を痛めていた。 【写真】花岡の訃報に胸を痛める轟&よね だが仲間との別れがあれば出会いも。寅子は酔い潰れた汐見(平埜生成)を家に送り届けたことで、彼の妻が香淑(ハ・ヨンス)であることを知る。なぜか香淑は香子と名を変え、寅子によそよそしい態度をとるのであった。 よねについては戦後の消息がわからずに、どこで何をしているのかとヤキモキしていた視聴者も多かったことだろう。よねは空襲で火傷を負うもなんとか無事でおり、かつての「カフェー燈台」で法律相談のまね事をして生計を立てていた。だが新憲法による「法の下の平等」が、自分たちの力で手に入れたものでなく敗戦によってもたらされたものであることに複雑な表情を見せる。 戦地から戻った轟と一緒に法律事務所を立ち上げることになったよねは、近々寅子との再会を果たすことになるのだろう。とはいえ、空襲前によねが寅子に放った最後の言葉が「こっちの道には二度と戻ってくんな」という厳しいものであったことから、寅子とはまたも一悶着ありそうだ。
SNSに数多く寄せられた「“魔女5”再集結」を待ち望む声
さらに驚きの再会となったのが香淑だろう。まさか寅子の同僚の妻として再登場するとは思わなかった。しかし、香淑は事情を抱え寅子との再会を喜ぶことができないでいるようだ。それどころかこれまでのように“友人”としての関係を保つことさえ難しそうな様子。汐見の口から、香淑が歩んできた道を聞かされた寅子は「私にできることはないんでしょうか?」と気遣う。だがそれは多岐川(滝藤賢一)によって制止され「どうするか決める権利は、全て香子ちゃんにある」と諭されてしまった。 かつて“魔女5”などと揶揄されたこともある寅子、よね、香淑、涼子(桜井ユキ)、梅子(平岩紙)の仲良し5人組。第11週では、その中の2人が再登場となった。とはいえ、よねのように生きていてもまだ寅子と会えていない者もいれば、香淑のように名を変え、友人関係さえ断ち切らなくてはいけなくなってしまった者も。それぞれの置かれた状況は様々だが、彼女たちが今も無事に暮らし、自分の道をまっすぐ歩んでいることが知れただけでも嬉しく思う。それだけに、涼子や梅子が元気なのか、今何をしているのかも気になるところだ。 SNSでは、「よねさん、ヒャンちゃんの再登場がうれしい」「今度は5人全員での再会を期待」「梅子さんと涼子様にも会えるかな?」など、5人組がまた顔を合わせる日を待ち望む声が数多く見られた。 涼子、梅子の無事はもちろん、来週からのよね、香淑と寅子との関係も気になるところだ。
Nana Numoto