豊後水道震源の地震 大分県内で3人を搬送 震度5弱の県南部では道路のり面崩落 屋根瓦落下
大分放送
17日午後11時14分ごろ、豊後水道を震源とする強い地震があり、愛媛県と高知県で震度6弱、大分県内では佐伯市と津久見市で震度5弱を観測しました。 【写真を見る】豊後水道震源の地震 大分県内で3人を搬送 震度5弱の県南部では道路のり面崩落 屋根瓦落下 17日午後11時14分頃、豊後水道を震源とする地震が発生しました。震源の深さは39キロ、地震の強さを示すマグニチュードは6.6で地震による津波はありませんでした。 この地震により、愛媛県と高知県で震度6弱を観測したほか、県内では佐伯市と津久見市で震度5弱、大分市、別府市、臼杵市、竹田市、宇佐市、豊後大野市、国東市姫島村で震度4。中津市、豊後高田市、杵築市、由布市、日出町、九重町で震度3。日田市、玖珠町で震度2を観測しました。 (大分市内で)「携帯がバンバンなってドキドキした」「縦揺れはちょっと怖いと思ってすぐに避難させた」「ワインのボトルを並べている。落ちなかったので、それだけは良かった」 この地震で、大分市の70代の女性がベッドから転落したほか、津久見市の80代の男性が転倒するなど、2人が軽いけがをしました。また、大分市の40代の女性が気分が悪くなり、病院に運ばれたということです。 津久見市では道路の、のり面が高さ2.5メートル、幅1.5メートルにわたり崩れました。 また、佐伯市によりますと、住宅の屋根瓦が落ちた被害が数件発生しているということです。 JR日豊本線は別府駅から大神駅の上下線が一時運転を見合わせていましたが、18日の始発から再開しています。
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